MISで使う器械:シリコン・ワッシャー

これは、器械というよりは、使い捨ての器具です。

このように、バーの根本に差し込んで使います。

MISの書籍0にも写真は出ていますが、何のためのものなのか説明されていなかったので、最初に参加した手術セミナーで質問しました。すると、骨を切ったり削ったりしたときに出る小さな骨の破片がハンドピースの中に入るのを防いで、故障を減らし、手入れを楽にするためのもの、とのことでした。

モーターを製造・販売している長田電機工業のカタログにもなく、どこまで効果があるのかは不明ですが、師匠の一人であるMISの書籍0の著者のPrado先生が使っているのならばと、足病医の通販サイトで購入し、滅菌して使っています。

使い捨てのため、1回の手術が終わると破棄して取りかえています。100枚単位の販売で、足らなくなると買い足しています。

万が一、傷の中に残してしまうと大変ですが、MISを初めて間もない頃、手術中に行方不明になり、慌てたことがありました。結局、床に落ちていたのですが。

よく考えれば、明らかにMISの傷より大きいものなので、傷の中に入るはずもないのですが。

これで器械の故障が減らせるのなら安いものなので、今でも使っています。

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