初めて参加した国際学会、2010年7月にワシントンで開催されたアメリカ足の外科学会AOFASの器械の即売展示場で見つけた器械です。
以前に紹介した、ワイヤー・ガイドや、ハサミ付き持針器と一緒に購入しました。
これも、亡くなった父が餞別でくれた米ドルで買ったものです。
狭いところに骨を移植し、そのまま先端を閉じると平らになっていて、骨を押し込めます。
お尻の部分が平らになっていて、ここを叩いて移植した骨をさらに押し込むことができます。
MISの小切開の中で、器具を持ち替える必要がないので便利です。
リスフラン関節症のときなどの植骨に使用しています。
MIS以外の普通の整形外科の手術のときにも骨移植に使えて便利なので、愛用している器械の一つです。