MISの書籍 その6

この本は、2020年の発行で、2022年2月現在、私が知っている中では一番新しいMISの本です。

以前にご紹介した、MISの書籍・その1の、”Minimally invasive surgery in the foot and ankle”は2016年発行で、同じFoot and Ankle Clinicというシリーズです。

今回の本は、advanceというだけあって、前著の続編ともいうべき内容で、編者も同じです。

内容も、前著と比べて難治例や合併症対策、MISの経験者向けのテクニック・チップが多くなっています。

疾患別のMISのところにも書きましたが、内転中足に対するMISが掲載されているのが興味深いですが、残念ながら手技だけで、術後成績については触れられていません。

前著と比べたときの難点としては、電子書籍だと図を拡大したままにできず、見たい部位を特定しての拡大もできなくなってしまったのが残念です。

あと、この雑誌はMIS以外にも足の外科の特集が組まれているので、興味のある号のものは電子版で何冊か持っているのですが(なぜか、たまに格安になっていることもあるので)、他の号でも指定されたサイトに行っても動画が見られません。今後、改善していただきたいところです。

全体の内容としては、その1の前著と同様、お勧めの本です。

この本もそうですが、電子書籍だと場所は取らないですし、あと、パソコン、iPad、iPhoneでも手軽に読めて、読んだ箇所やアンダーラインも同期されるので、通勤途中や布団に入ったあとなど、いつでも手軽に読めるのが便利ですね。

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