国際学会 2017年 リスボン

2017年9月28〜30日、ポルトガルのリスボンで行われた、ヨーロッパ足の外科学会EFASと国際足の外科学会IFFASの合同学会に参加しました。

このときの学会には、日本から参加された先生も多く、行きの機内では、獨協医科大学の栃木准教授夫妻とお会いし、空港からホテルまでタクシーもご一緒しました。タクシーを待っている時に関節鏡で世界的に有名なスペインのJordi Vega先生をお見かけしたので挨拶をさせていただきました。Vega先生とは、国際最小侵襲足の外科学会 MIFAS(旧 GRECMIP)や日本でも何度かお会いしたことがあります。なお、帰りは千葉大学の山口先生たちと空港での待ち時間をご一緒させていただきました。

この学会で、私は口頭発表とポスター発表を行いました。

口頭発表は、重度外反母趾に対するMISの成績についてで、座長は奈良県立医科大学の田中教授でした。

ポスター発表は、種子骨癒合症についてでした。これは、世界で2例目の報告で、英語論文にもさせていただきましたが、あまりにも珍しすぎるため、その後もあまり話題になることはありません(笑)。

長母趾屈筋腱は、ハート型に癒合した種子骨の真ん中を通る、という話です。

夕食会では、給仕の方たちが突然歌い出すというパフォーマンス(フラッシュ・モブというのでしょうか?)で楽しませてくれました。

この学会でもVernois先生や Prado先生にお会いして、手術法を迷っている症例について質問させていただきました。帰国後、Vernois先生にはさらに画像を送って、詳しく相談させていただきました。

今回は、エミレーツ航空を使って、行きも帰りもドバイ経由でした。エミレーツ航空は料金も比較的安く、機内サービスもすばらしいと思うのですが、いつも乗継便の待ち時間が長いように思います。行きは乗り継ぎまで、ドバイ空港で4時間半くらい待ち時間がありました。ヨーロッパ等だと、夜10時を過ぎるとお店は閉まっていて、ほとんど人もいない印象です。が、ドバイは他の空港と違って、深夜3時の到着でもお土産屋さんが開いていて明かりが煌々と灯り、アラビアンナイトを彷彿とさせるランプや絨毯、金細工、高級腕時計などが並んでいました。

帰りのリスボンの空港です。

当時の日記を読んでも、この学会のときには特に飛行機のトラブルなどがあったとは書いてありませんでした(笑)。

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