2024年11月7日、東京・虎ノ門で開催された第49回日本足の外科学会・学術集会の「外反母趾に伴う足趾・足部変形−病態と治療−」というパネルディスカッションの演者の一人としてご指名いただき、講演を行いました。
私は、内転中足を伴う外反母趾についての講演を依頼されたので、疾患の概要についてと、その治療、特にMISでの手術法について説明させていただきました。
講演内では、SNSで情報交換しているドイツのPawel Chomej先生と、米国のEric Baskin先生からいただいた貴重な症例写真も許可をいただいて掲載させていただきました。両先生に感謝いたします。
その後、全国から集まった足の外科の先生方とたくさんの討議をさせていただき、こちらも勉強になりました。
今回の学会では、当科以外からもMICAに関連した発表が複数あり、また外反母趾の歴史や今後についてのご講演でも、MISについてかなりの時間をさいていただきました。私のMISの師匠でもある、Joel Vernois先生やDavid Redfern先生のお名前も出していただいて、うれしかったです。
日本でも、確実にMISが認知されてきていることが実感できて、楽しい学会でした。