2022年8月17日、アメリカ足の外科学会(AOFAS)主催のMISウエッブ・セミナーが開催されるという連絡が来ました。
前回は前足部のMISの話でしたが、今回は後足部のMISについてです。
私のMISの師匠の一人であるVernois先生、解剖学の故Golano先生のあとを継がれたMiki先生たちがご講演されるとのことです。
Miki先生は、私の内反小趾のMISの論文が出版されたときに、賛辞のメールをくださいました。(^o^)
今回は、仕事の時間とかぶってしまうので、私は講演の視聴はできません。(;_;)
詳細な内容はわかりませんが、おそらく、Vernois先生は扁平足矯正などの際のMISによる踵骨骨切り(MICO法)や、MISでのZadeck骨切り、足底筋膜切離や踵骨底側骨棘切除などについてのご講演だと思います。
MIS踵骨骨切りについては、すでにいくつかの論文が出ており、手術成績が良好なこと、合併症が少ないことが報告されています。
Miki先生は、踵骨周辺の解剖と、MIS骨切り時の解剖学的安全性についてのご講演だと思います。
AOFASでも、最近になって前足部のMISの話題が盛んになってきましたが、これからは後足部MISについても広がっていくと思います。アメリカのことですから、外反母趾MISのように、さまざまな器械が開発されて、さらに多くの医師が、あまり経験に頼らずに正確な手術ができるようになっていくのだと思います。
今後が非常に楽しみです。
ご興味のある先生で、参考文献を探しておられる方に、MIS足の外科センターからのおすすめの書籍を掲載しておきます。