2014年10月16日〜18日、バルセロナで行われたヨーロッパ足の外科学会に参加しました。
この年は、4年に一度の国際足の外科学会と、2年に一度のヨーロッパ足の外科学会なども重なったため、学会の多い年でした。
また、私もちょうど病院を変わる前で、術後に長期間経過を見る必要がある手術は、患者さんに事情をお話して、それでも手術をしてほしいという人以外は、あまり手術をしないようにしていたので、比較的時間がありました。さらに、病院を変わったら、しばらく国際学会には行けないだろうとも思っていたので、この際、なるべく参加しようとも思ったのです。
この学会でも、MISの成績についてのポスター発表をしました。
ヨーロッパの学会でよくお会いする、クロアチアのEarnest先生、Calro、Vernois先生やRedfern先生たちとも再会し、夕食会では2年前のオランダの昼食と同じで、イタリアのGiannini先生とMagnan先生、そのお弟子さんたちと一緒のテーブルでした。
今回は、最終日のミニ・ツアーに参加する時間があり、ワイン工場の見学などに行きました。
バスの中では、アイルランドから来られた先生といっしょで、食事はエジプトから来られたHani教授と同席でした。教授は、宗教上の理由でアルコールは飲めないとのことでした。
行き帰りにはまたFin Airを使いましたが、今回は全館放送で呼び出されるようなヘマはしませんでした(笑)。
帰りの便で隣の方と話したら、フィンランドで理学療法士をされているそうで、日本の病院に見学に行く予定とのことでした。
連絡先を交換し、帰国後、何度かメールでやり取りして、日本の病院事情について質問されました。
おしゃべりをしている間はよかったのですが、彼女が眠ってしまった後、途中で飛行機酔いになってしまいました。かなりひどい具合で、キャビン・アテンダントさんたちのところでしばらく休ませてもらうことになってしまいました(汗)。